【F.ゼフィレッリ版】ロミオとジュリエット
- 1 :・:2008/02/15(金) 22:07:54 ID:lqJo+d62
- 全編を流れるあまりにも美しい音楽、ユニークながら引きしまった抜群の演出、カメラワーク、衣装、
美しい俳優陣・・・等など、この名作について思う存分語りましょう。
- 327 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/07(土) 15:33:39 ID:D68UxAgr
- >>326
あれって結構ハードだったよね? 砂ぼこりにまみれての死闘。
ラブストーリーオンリーだったら大甘になるところを、
ティボルトの存在感とマキューシオの演技力がピリッとしてて、
体当たりでぶつかっていったロミオの凄まじさも見ごたえがあったね。
- 328 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/07(土) 19:13:22 ID:a62+tgmE
- 死闘もすごいけどマキューシオが噴水に入ってマターリしてるのが
イタリアの夏っぽくってよかった。なんか暑いんだなって感じで。
- 329 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/07(土) 20:10:55 ID:UTCBR8vl
- >>322
あのシーンではゼフィレッリのアイディアで、金粉をあたりに撒いて撮影したってどこかで読んだ。
役者もスタッフも大変な思いをしたけど、そのせいで画面に素晴らしい艶と輝きが出たと。
- 330 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/08(日) 08:39:55 ID:sxr/l0EB
- >>329
さすがヴィスコンティの弟子だね。
良いものを撮る為には、制作費を度返しして徹底的にやる。
RJのファーストキスシーンも印象的だったな。
それまで正で撮ってたのを、その瞬間は逆光で撮った。
キスした瞬間から、全ての価値観が変わるのを、ジュリエットは知ったわけだが、
それを暗示させるようなシーンだった。Jにとってはファーストキスだったんだろうね。
- 331 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/11(水) 23:07:55 ID:sYFkYwIh
- 13日の金曜の深夜にフジで放送あるな
- 332 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/12(木) 07:22:57 ID:l7mO8VSN
- そうなんだ?吹き替えだよね?誰がやるんだろう?
- 333 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/12(木) 12:52:38 ID:kCWn6CNt
- wktkで番組表見たらディカプリオ版だった。多分この時間帯だと字幕じゃね?
俺はユーロ2008の方見るわ。
- 334 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/12(木) 20:02:55 ID:l7mO8VSN
- ディカプリオ版なら、見ない。。。
- 335 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/15(日) 20:16:02 ID:d1qKhxcZ
- ゼフィレッリ、ビスコンティともに映画を見た限り、原作に対する
深い敬意の念が感じられる。トマスマン、シェークスピア原作を扱える
喜びが作り手にあるのが見て取れる。それはビジネス感覚でなく、まさしく
アート意識なんだろう。こうした志が作品に妥協を許さない優れた映像を
後世に残してくれるたんだろうけど、果たして今の製作者にこんな高貴な
気持ちで作品に関わる人がいるんだろうか?
- 336 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/15(日) 21:23:59 ID:To2cv7t0
- スペクタクルとは違った意味での大作ですよね。
それぞれの美意識に忠実に、ただひたすら追い求めている。
必要以上にリアルを求めない代わりに、
幻想的な、祈りのような、深いものを感じます。
ビスコンティとゼフィレッリ。師弟でありながら、また違った世界観を
持っている。彼らに感謝したいですね。
- 337 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/17(火) 23:53:53 ID:lFx3xSGu
- 美しさ というのは世界の財産なんだ。
- 338 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/18(水) 07:14:28 ID:Z5/T4E24
- 最高に美しい一組の男女の、最高に美しい時期を、最高に美しい映像で、
観せて(魅せて)もらった。貴重な映画をありがとうと言いたい。
- 339 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/20(金) 19:31:20 ID:N0kz6jXe
- よく、人生の何タラも分からないティーンエイジャー(死語?)が立場もわきまえずに突っ走った
バカップルのくだらない話だという人がいる。
でも、少なくともジュリは初恋だったし、
あの二人の真っ直ぐで純粋な眼差しは、どんな名優にも演じ得ないものだった。
人は、年を重ねていくと、色んな汚いものを見て心が濁っていくものだが
そんな余計な感情を持ち合わせない年頃だからこそ、愛を貫けたのだと思う。
ある意味、愛を成就させた、愛を純粋なまま昇華させた、究極のラヴストーリーだと思う。
- 340 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/22(日) 21:37:13 ID:VvK2rgmk
- バルサザー役の人って、ロミオのオーディションを受けて、最終選考まで残ったんだってね。
それで「残念賞」として、バルサザー役を貰ったって聞いたよ。
彼もナイーブな感じで良かったけど、やはりレナードと比べると線が細いよね。
- 341 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/23(月) 16:04:35 ID:Zom8nt7e
- 中2の時r・jを観てオリビアの美しさにトリハダがたつくらい感動した。
同性ながらファンになりスクリーンやロウドショウを買い漁って、スクラップにした。
未だに私の中で外国の女優で、r・jの頃のオリビアの美しさを超える人はいない。
40年経って、私も男運が悪かったりと人生色々あって落ち込む時があるが
レナードとオリビアのr・jの映像やスナップを見るとタイムスリップして
純粋だった頃の自分に戻れ、エネルギーが湧いて来る。
ゼフェレリ監督がこの作品を作ってくれたことに感謝している。
- 342 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/23(月) 21:24:04 ID:HfvxL31x
- >>341
多分同年代だね。
R&Jは、生まれて初めて観た洋画なので、凄くインパクトが強かった。
リバイバルだったけど、長蛇の列で1回目は観られず、入れ替えでようやく観た。しかも立ち見。
世の中に、あんなに綺麗な男の子と女の子が居るなんて感動だった。
この年(あえて年齢は言わない)になっても、未だに心から離れない。
純愛を求めていたけど、現実は厳しかったな。
色んな汚れたものを見てきて穢れてしまった心が哀しい。
- 343 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/23(月) 22:58:24 ID:xvJoCwcx
- >純愛を求めていたけど、現実は厳しかったな。色んな汚れたものを見てきて穢れてしまった心が哀しい。
私もだよ。(涙)
映画館でその後ビデオでジュリエット(オリビア)に同化して泣いたっけな。
- 344 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/24(火) 00:26:16 ID:WLCk6WV6
- RJもこの不幸な偶然がなく、円満に結ばれ、両家が和解なんかしたら
その後結婚の不幸を知り、諍いが絶えず、日増しに争いが激化、やがて離婚。
その後両家は以前よりさらに険悪となり、血なまぐさい争いに発展・・・
この終わり方は逆に両家の争いに終止符を打ったような。
- 345 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/24(火) 00:48:13 ID:46xDVC/S
- >>341.342.343
現実は非情で、そして厳しかったです。涙、涙、涙
- 346 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/24(火) 17:36:50 ID:GbCl1ekB
- 同じく。号泣。
しかし、純粋すぎて騙されたり利用されたりもするうちに
ある程度汚れでもしないと世の中生きていけないと思うようにもなり。
そしてまた更に汚れていく。こんな一途を辿っておりますよ。
どうしたらいいのだ。
- 347 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/24(火) 19:18:07 ID:ZrgSEL7Y
- でも、未だにロミジュリは心のどこかに、大切な宝物として仕舞ってある。
時々思い出しては、素直に感動できる。
それだけでも、「自分にもそんな時代があったんだ」と思える。
これだけは失いたくないな。
- 348 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/24(火) 21:53:56 ID:46xDVC/S
- >>346
私も同じ様な人生歩んでる。でも、347のようにRJを死ぬまで心の宝物として
思考回路はしたたかになっても、ハートだけは純心でいるつもり。
- 349 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/25(水) 08:00:11 ID:Nm5CTBC2
- なぜ円満結婚したと仮定した場合の、その後のロミオとジュリエットを
想像しない? さすれば、今の不純部分も慰めになるはず。
「卒業」のあの二人のその後同様。「クレーマークレーマー」になり・・・・・
- 350 :ももこ:2008/06/25(水) 09:15:06 ID:ofY2dvr5
- 私が 見た ロミオと ジュリエツト は 布施 あきらの 奥さんになった
オリビア ハッセー時代のもの 卒業も見たけど よかった サイモント
ガーファンクルの 曲が最高だった ある愛の 詩も はやっていた
- 351 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/25(水) 15:35:47 ID:lQA/apHv
- サイモント???
- 352 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/25(水) 17:52:32 ID:MllXDYPn
- >>350
布施明の奥さん・・・。それには触れたくないな。
自分にとっては、あの頃のジュリエットを切り取っておきたいからね。
>>349
円満結婚したら、あの純愛は成り立たない。
悲劇だからこそ美しいんだし、伝説になる。
その後を想像したら、レナードの劣化を見れば一目瞭然だろ?
あえて避けてるんだよ。
花は散るから美しい。ドライフラワーにはしたくないね。
- 353 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/27(金) 19:12:53 ID:VNhxDU13
- たまたま2〜3年前に、レナードの画像を見つけた時はショックだった。
劣化というより、普通のオヤジになっていた。
ロミジュリ制作35周年記念とかだったと思うが、もう俳優業は辞めたんだろうなぁ。
- 354 :320:2008/06/27(金) 21:35:16 ID:tJvF6ok9
- くどいんだけど・・・・・・
改めてこの作品観てみると、これ、17〜8Cの絵画の光の扱いを習っているのでは
という気がしてきた。動画でありながらどこを切り取っても絵になる凝った
作りこみをしてる。そしていい例がレンブラントかな、あの種の宗教画を
思わせる。あの時代の宗教画は見る人に荘厳な雰囲気を残すけど、そんな
イメージを作り手が抱いていたんじゃないかな。
- 355 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/27(金) 21:50:28 ID:VNhxDU13
- >>320
絵画の知識はないんだけど・・・。
光の芸術っていうのかな?
ルネサンスの雰囲気を漂わせながら、主役二人が瑞々しいから、ちっとも古臭く感じられない。
むしろ、古都ベローナに語り継がれる伝説をリアルタイムで再現したような斬新さがある。
全編を通して、厳かな祈りのような雰囲気すら感じられる。
音楽だけを聴いてみても、薄幸の二人を愛おしく包み込むような優しさが感じられる。
この作品以前にも、何度もロミジュリを演出したゼフィレッリの拘りが凝縮されてるんだろう。
以後はロミジュリを全く手がけなかったのは、この作品が彼にとってパーフェクトだったからだと思う。
- 356 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/29(日) 17:46:51 ID:VAsMiEVC
- 公開当時・・と言っても、私の場合リバイバルで観たんだけど、
パンフレットが手に入らなくて大変でした。
後に、神田の古本屋さんで初回版を見つけた時は感激しました。
スクリーンやロードショーには二人のスナップが載り、特集が組まれました。
殆どの人が、「斬新なカットで、主役二人のフレッシュさについては衝撃的ですらある」
と絶賛する中、淀川○治氏は「駄作だ」と斬り捨てていたようです。
他の批評家の中にも、「ベッドシーンがネックになっている」との批評がありました。
あくまでも、シェイクスピアにこだわり、
それを匂わせるだけの演出にする奥ゆかしさが求められていたのでしょうね。
今なら、十代の彼らのベッドシーンは、別の意味で問題になったかもしれません。
でも、後にレナードがインタビューに答えて、「あのシーンは、全て僕らに任された。
監督は、『どうする?止めようか?』と言ったけど、オリビアも僕も『No!No!』と即答したんだ。」
と言っていました。秘密裏に結婚式を挙げて、つかの間の夫婦になったロミオ&ジュリエット。
仮に真似事であっても、あのシーンは必要だったのかもしれないと思いました。
- 357 :無名画座@リバイバル上映中:2008/06/30(月) 20:10:55 ID:qWWiaZB4
- でも、ジュリエットがバスト見せる必要性はあったのか?
ロミオがお尻出す必要性はあったのか?
- 358 :無名画座@リバイバル上映中:2008/07/01(火) 11:38:59 ID:/Jvkv5/p
- 必要性がなくても出すのがバスト
必要性がなくても出すのがお尻
なぜならドキがムネムネするから
- 359 :無名画座@リバイバル上映中:2008/07/01(火) 12:22:13 ID:8snMSQSl
- >>356
>後にレナードがインタビューに答えて、「あのシーンは、全て僕らに任された ・・・」
初めて知ったけど、よいエピソードだな。
- 360 :無名画座@リバイバル上映中:2008/07/01(火) 22:10:15 ID:PoxsL/pe
- >>358
うーーん。俗にはそうかもしれないけど。
ロミジュリに関しては、「オトナ」の映画の、そういうシーンが当たり前だという感覚では
考えないで欲しいな。
原作にも、ジュリエットのセリフで、ハッキリ「童○と処○」って言ってるし、
今時、あの年頃で、それはもはや死語でしょう? 文字通りの貴重な「純愛」だよ。
- 361 :無名画座@リバイバル上映中:2008/07/02(水) 07:06:05 ID:0YpCa/1y
- >>356
ゼフィレッリの手管(つーと言葉が悪いが)に乗せられたって感じがしないでもないね。
- 362 :無名画座@リバイバル上映中:2008/07/02(水) 07:51:23 ID:kqnhsPZa
- オリビアは、撮影当時レナードに恋していたと言っていた。
ストーリー上、ゼフィレッリがそう仕向けたと思うが、
ベッドシーンの撮影は、本当に親しくなってからだそうだ。
「レナードと親しくなって、困ったなと思ったのはベッドシーンの時でした。
何だか二人だけのところを皆に覗かれているようで、とても恥ずかしかったわ。」
と、後に言っていたしね。彼女には初めての経験だったそうだよ。
レナードも、動作がぎこちなくて、微笑ましかったけど、
あれが、あーやって、こーやってという指導の下だったら白けるけどね。
- 363 :無名画座@リバイバル上映中:2008/07/02(水) 08:11:30 ID:JJZprxEh
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- 364 :無名画座@リバイバル上映中:2008/07/03(木) 07:59:05 ID:6T8BYxgo
- 「たったひとつの恋が、たったひとつの憎しみから生まれるなんて。」と
ジュリエットが言ってたな。彼女のとっては初恋だったんだ。
だから一途になれたのかも。
ロミオは・・・ロザラインに恋してたのが、ジュリエットに目移りしたんだけど
彼の年頃にはよくある事だと微笑ましかった。
それが、ジュリエットの仮死を知らずに服毒するほど激しい思いになったんだなぁ。
でも、もし二人が生き延びたら、ロミオは結構浮気なんかするタイプかな?
そういう意味では、あそこでジ・エンドになって良かったのかもね。
綺麗なままで、最高の愛を成就させたんだから。
- 365 :無名画座@リバイバル上映中:2008/07/03(木) 11:20:19 ID:8DePSXxh
- 死んだからいいとするのは怖い発想なんだけどね。傍から見ていて
そのほうが「語る」上で都合がいいといっているわけで、当人にすれば
残酷でならない。仮に実モデルがいたとしたなら、「伝説」作りに
死んで協力してくれといってるんだから。
- 366 :無名画座@リバイバル上映中:2008/07/03(木) 20:57:38 ID:6T8BYxgo
- う・・・ん、そう言われてしまうと反論できないな。
確かに映像的には美しくても、事実だと思うと残酷だ。
元々この話は、伝承から来ているものを、アーサー・ブルック(だったかな?)が
「ロミウスとジュリエットの悲話」という戯曲にして、それに基づいてシェイクスピアが
書いたと言われてるんだよね。元来「親の言いつけに背くとこうなる」という
戒めの意味で書かれたそうなんだけど・・・。
- 367 :無名画座@リバイバル上映中:2008/07/04(金) 02:35:06 ID:VvEy6tNj
- 中2の時学校の映画鑑賞会(希望者だけ指定の日曜日の午前何時かに映画館に集合した。)で
RJを観て、レナードとオリビアの美しさに衝撃を受けこの映画の虜になった。
ベッドシーンの時は満席の客席が突然シーンとなり、(なにしろ全員中学生)みな凍り着いたように固まり
目が釘ずけになってしまった。
自分はショックだったけれど、いやらしさは感じなく、逆にこんな状況に追い詰められてはしかたがないと
一層哀れに感じ納得してしまった。確かに舞踏会とバルコニーのシーンが美しく見応えあるが
あのシーンがあって、映画全体のメリハリがついたと思う。
- 368 :365:2008/07/04(金) 17:14:57 ID:qC7flW3F
- >>366
この話しの主題は、無垢な男女の純愛こそ機軸になってるけど、実は
血のあがないでもない事には人の争いは終えられないということでは。
当の二人は家の争いに対する深い考察などなかったでしょう。もう動物
的に盲目だった様に描かれてる。でもその原初的な求愛が「大人」の
賢しらな知恵を覆した皮肉なStoryと思います。そして人類はココから
未だに学んでいませんが。
ところでレンブラントのサイトはご覧になりました?結構まとまった点数があるサイト。
絵画は少なくとも大判の書籍、理想はMusiumに行かれることですが。
それらの絵をみてもらえれば、光の考察がこれら絵画からの引用ではという推理を
理解してもらえると思うのですが。
- 369 :無名画座@リバイバル上映中:2008/07/04(金) 17:37:46 ID:qifu3vTd
- この作品、今では「泰西名画のような古典美を表現した映画」みたいに言われる
こともあるようだけど、公開当時は「圧倒的に斬新な新しいシェークスピア映画」と
言われて、その革新性に批判もあったね。
1967年か1968年の正月にNHKが「初の海外衛星中継」とか銘打って海外の特ダネ映像を放映
したんだけど、その中に、この作品の撮影取材もあった。「シェークスピアを
読んだこともない無名の十代の新人をあえて起用した監督の野心的な挑戦」
みたいな取り上げられ方だった。公開時も、もっぱら冒頭の喧嘩シーンのアクション性や
ベッドシーンが話題にのぼった。
その前のロミジュリ映画の代表であるカステラーニ作品は、
イタリアン・ネオリアリズムの影響下にあってなおかつ古典美の香りがあるが、
カステラーニ作品はゼッフィレッリ作品の出現で一気に古い作品と目せられた。
今はゼッフィレッリ作品が古典美云々と言われている。時代の流れによって
映画の受け止められ方も違うんだなと思う。時代の影響を排して言えば、
カステラーニ作品のほうが革新性が強いんじゃないかと私は思う。ベッドシーンは
ないけど、深いところで革新的だ。
- 370 :無名画座@リバイバル上映中:2008/07/04(金) 18:05:56 ID:Qu6/OsEn
- その「深いところ」とは?
- 371 :無名画座@リバイバル上映中:2008/07/04(金) 19:48:25 ID:dDEDMxW0
- リアルな闘争シーンや、ロミジュリ史上初のベッドシーン云々は
あくまでも、リアリティーを求めたゼフィレッリの演出だった。
寧ろ斬新だと思えるのは、原作に尤も近い年齢で何にも染まって
いない二人を採用した事にあると思う。
それまでのシャイクスピア物は、油の乗り切ったベテラン俳優達が演じるものだったから。
確かにカステラーニ作品も、これ一作のスーザン・シェントールの初々しさが話題になったが、
あくまでも単に「綺麗だ」の域を超えない素材だったと思う。
正統派シェイクスピアとしては、こちらの方が評価されてるけど。
でも、レナードとオリビアは、ツーショットとしてもとても絵になるし、
二人の完璧な美しさは衝撃的で、ロミジュリそのものになり切っていた。
だから、その後の、ビジュアル的に頂点に居たディカプリオでさえも、
今だに一線を隔しているんだと思う。
- 372 :無名画座@リバイバル上映中:2008/07/04(金) 21:45:28 ID:dDEDMxW0
- あー、改行間違えた。読みにくかったら申し訳ないです。
ついでに付け加えると、ディカプリオ版と比較する事自体間違ってた。
全く違うタイプの違う映画だから。
単に、「いくらビジュアル的に全盛期のディカプリオでも、レナード&オリビアの
原作に尤も近い若さと純真さには叶わない」と言いたかっただけ。
- 373 :無名画座@リバイバル上映中:2008/07/05(土) 21:29:49 ID:o/CR+wuQ
- そりゃあ、ディカプリオ@ロミオは「純真」とは言えなかったもんな。
あれはむしろ、ウェストサイドストーリーに近いんじゃないか?
- 374 :無名画座@リバイバル上映中:2008/07/05(土) 23:18:10 ID:ZDlRSyi8
- デカプリオって、すんずまりでチンクシャなのにハンサムって言われてるけど
どうして?
- 375 :無名画座@リバイバル上映中:2008/07/06(日) 05:41:55 ID:/hMpzi7d
- こういう心中ものの映画は二人のロマンスに自分自身を溺れさせ
困難な末に心中することによってカタルシスを得て気持ち良かったて
感じる映画なのかな。
健全なカタルシスじゃないが
- 376 :無名画座@リバイバル上映中:2008/07/06(日) 07:54:46 ID:Sk8zrU7n
- >>374
確かに顔の造作は、誰から見ても端正とは言えないな。
当時は小顔だったから、いわゆる現代風のイケメンだったんだろう。
>>375
少なくともキリスト教圏には、心中という文化は無かったはずだ。
自殺も罪であるはず。細川ガラシャの伝記を見ても分かるだろう。
それが難なく受け入れられたのは、彼らが単に若さゆえに一途だったから
だと思われる。これがもっと年齢がいっていたなら、眉唾物だろうね。
だから‘68以前のロミジュリは、それほど話題にならなかったのに、
彼らが圧倒的に若者の共感を得られたのは、ほぼ原作どおりの青春前期
だったからだろう。話の内容云々より、彼らの存在の力が大きいよね。
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