セピアな思い出∫泣ける話 第2話
- 1 :大人になった名無しさん:2008/01/23(水) 03:54:28
- セピアな思い出。感傷的な気持ちにさせてくれる話をうp汁!!みんなでしみじみ泣こうじゃないか!!
前スレ
セピアな思い出∫泣ける話
http://bubble6.2ch.net/test/read.cgi/sepia/1076319536/
保守をサボっていたら前スレがなくなってしまったので、建てました。
- 93 :大人になった名無しさん:2008/06/15(日) 19:25:08
- 当然、保護者含め一同大爆笑。するとクロベーの母ちゃんが言った
「いいぞ平一!!」てな。
そんで次の瞬間、無言でクロベーのところにツカツカと寄って来て、
ハナタレだったクロベーの鼻水をチーンと手ぬぐいでぬぐったわけ。
笑い声は一気に静まり返り、一同呆然とする中、クロベーの母ちゃんは
何事もなかったような涼しい顔で教室の後ろへと戻った。
俺は、なんだか妙に感動して、胸がジーンと熱くなるような感情を覚えた。
けど、周りのやつらの反応は違ったね。
この一件は、クロベーの虐めを激化させる引き金となってしまったんだ。
「貧乏人」「不潔」に始まり、クロベーの母ちゃんを中傷するような酷い
言葉を浴びせ掛けられたんだ。
腕力に自信のあった俺と連れのHは、そのたびにクロベーを助け、
虐めている連中を一喝した。
しかし、俺たちの見てないところで虐めは更にエスカレートし、靴を隠したり、
筆箱に残飯を入れたり、無視したりと陰湿なものに移行していった。
しかし、クロベーは気にする様子もなく、淡々と笑顔ですごしていたよ。
- 94 :大人になった名無しさん:2008/06/15(日) 19:26:46
- そんなある日、クラスで盗難事件が発生した。
ある女子生徒が、鞄の中に入れていた、現金の入った封筒を盗まれたと
騒ぎ出したんだ。
すると、クロベーを虐めてた連中の一人が「貧乏人の黒田に違いない」
と騒ぎ立てやがったわけ。
移動教室の時、おっとりしたクロベーはいつも最後まで教室に残ることが多く、
それが疑われる要因になったってこと。
俺とHは必死に「クロベーは人の物を盗んだりするようなヤツじゃない」
と訴えたが、生活指導の強面教師は、クロベー犯人説を真に受けて
クロベーを尋問しやがった。
身に憶えのない容疑に、クロベーは「知らない」と否定したが、
状況証拠のみでクロベーの尋問は続き、語彙の乏しいクロベーは、ただ
「知らない」と言い張るばかりで、生活指導の教師の心証を悪くしたようである。
そして下校時間を過ぎ、その日の取調べは一端終了し、クロベーは仮釈放となったんだ。
ところが次の日、あらぬ冤罪を掛けられた息子を弁護すべく、クロベーの
母ちゃんが職員室に乗り込んで来たんだよ。噂を聞きつけた俺とHは、
急いで職員室に様子を見に行ったんだ。
そしたら、クロベーの母ちゃんは嗚咽して、生活指導の教師にすがりつき、
泣きながら叫んでるんだ。
「あの子じゃありません!あの子は人の物を盗むような子じゃないんですっ!!」てな。
噂はあっと言う間に全校を駆け抜け、野次馬達が集まって来たんだ。
汚い格好で嗚咽するクロベーの母ちゃんを見て「あいつら共犯に違いない」
などと心ない噂が学校中を駆け抜け、クロベーに対するイジメや中傷は更に激化したわけ。
この事態にさすがのクロベーもシュンとした様子だった。俺とHは、
クロベーを励まし勇気づけ、更に冤罪を晴らすべく真犯人を探し聞き込みを開始したんだよ。
- 95 :大人になった名無しさん:2008/06/15(日) 19:27:10
- しかし、なんの手がかりも掴めず、クロベーに容疑が掛かったまま一週間を過ぎたある日、
担任の先生から思わぬ報告があったんだ。
紛失した現金入り封筒が見つかったと・・・・
なんと紛失したと思われていた封筒。実は、その女子生徒の勘違いで鞄の奥にあったんだよ。
でもあまりに騒ぎが大きくなったんで今まで言い出せなかったが良心の呵責に苛まれ、
その子は、泣きながら担任に事の顛末を告白したんだ。
「黒田くん、疑いを掛けてごめんね」と担任から報告を聞き終えた瞬間、
Hのヤツが突然立ち上がり「うおっー!!」叫びながら走り出し、クロベーが犯人と最初に
疑いを掛けたヤツにいきなりドロップキックをブチかましたんだ。
続いて俺も立ち上がり、助走をつけて、そいつにラリアットをブチかましたんだよ。
まるで、ゴディ・ウイリアムズ組みてーな見事なコンビネーションでな。
続いて、その取り巻きのヤツら含め3人をボコボコにしてやったんだよ。
すると心の優しいクロベーは俺達を止めるべく「やめて!!」と割って入ってきて、
俺達は「おまえは悔しくないんか!!」とクロベーを払いのけ、更に連中をどつきまくったんだ。
そんで、俺達は駆けつけた生活指導の教師に取り押さえられたわけ。
当然、死ぬほど怒られたよ。俺達は何度も生活指導の教師にぶん殴られたんだ。
そんで親も呼び出されこっぴどく怒られた挙句、俺達がどついたヤツらの家を一軒一軒、
親と一緒に頭下げて回らさせられたんだ。
行く先々の家で俺たちは罵倒され、それでも親に無理やり頭を抑えつけられ俺たちは頭を下げた。
正義のヒーローのつもりが、自分の親にまで迷惑を掛けてしまい、俺はその理不尽さに
一人悔し泣きしたんだ。
- 96 :大人になった名無しさん:2008/06/15(日) 19:27:32
- ようやく、ほとぼりも冷めたある日、クロベーが俺とHの所にやって来て、こう言った。
「今日うちの母ちゃんが二人にご馳走したいって、だから遊びにおいで」と言うんだ。
別に用事もなかった俺達は即座に了承したわけ。
そんで放課後、俺達はクロベーの家に行ったんだ。だが、まだお母さんは仕事から帰ってなくて、
家にはクロベーと弟しか居なかったんだ。
俺達は仕方なく、ファミコンはおろか、テレビすらないクロベーの家で母親の帰りを待ったんだよ。
いい加減に待ちくたびれた18:00を過ぎた頃、クロベーの母ちゃんが帰ってきた。
「みんな遅くなってごめんね、いまご馳走するからね」と手に下げた買い物袋をテーブルに置くと
エプロンを付け何やら料理を始めたわけ。
暫くすると「ぷーん」とカレーの匂いが漂って来た。
「やったカレーだ!!」クロベーの弟が嬉しそうに叫んだ。
程なくして、クロベーの母ちゃんが「おまたせ!!」と鍋に入れたカレーを持ってきたんだよ。
それと餃子も出て来たんだが、よほど好物だったのか、クロベーも弟も餃子に歓喜の声を上げたんだ。
俺達にとっては、ご馳走と言うには、ほど遠いメニューだったが、貧乏なクロベーの母ちゃんにしたら
精一杯のもてなしだったことだろう。
腹も減ってたんで俺達はとりあえず食べることにした。
カレーに肉はなく、刻んだ魚肉ソーセージと玉ねぎとジャガイモニンジン、そして、なぜかシイタケが
入っていたが、どうやらこれが黒田家のデフォルトらしい。
だが、味はうまかったので俺達は豪快にカレーを流し込んだんだよ。
そんで暫くするとクロベーの母ちゃんがスプーンを置き、静かに口を開いて俺達にこう言ったんだ。
「あんた達、平一を助けてくれてありがとう、これからも友達でいてね・・・」
そう言うと、声を上げて、うぉんうぉん泣き出したんだ。
俺もなんだか悲しくて、そして嬉しくって、涙が溢れて来て、声を上げて泣いたんだよ。
Hも釣られて、みんなでカレーの味も判らなくなるほど泣きじゃくったんだ。
一言もしゃべらず、ただカレーを食べながら声をしゃくりあげて泣いたんだ・・・・
クロベーだけは笑ってたな。
- 97 :大人になった名無しさん:2008/06/15(日) 19:27:56
- そんで、それから中学校3年間、俺とHはクロベーを守ったんだ。
そして、卒業を迎え、俺とHは地元の高校に進学、クロベーは県外へ就職することになってたんだ。
俺とHはクロべーに別れの言葉を告げたんだ
「もう俺達は、おまえを守ってやれない、これからはお前が母ちゃんを守っていくんだ」
そうクロベーに言った「わかった」と力強い言葉がクロベーから返ってきたんだ。
その言葉に俺達は安心してクロベーと別れたんだ。
それから数年後、県外に落ち着いたクロベーは、母ちゃんと弟を呼び寄せ、
3人で一緒に暮らしはじめたんだ。あのクロベーが、なんと頼もしいことだろうか。
だが、俺の記憶はあんときのままだ・・・。
今も思い出すクロベーの屈託のない笑顔。あいつには幸せになる権利があるんだ。
あれから四半世紀が経ち、今は、俺も家族を持ち、子供を育てる父親となった。
俺は子育てで悩んだ時、いつもクロベーの母ちゃんの事を思い出す。
親ってのは、どんなにブサイクで恰好悪くても、子供の味方して守っていかなくちゃならないんだと・・・。
長文、駄文失礼しました。おわり・・・
- 98 :大人になった名無しさん:2008/06/15(日) 23:55:10
- >>97
いい話だ!
今はクロベーと交流はないの?
ハンセン・ブロディ組だったら、生活指導の教師ものしてやれたのにな。
- 99 :大人になった名無しさん:2008/06/16(月) 10:21:15
- >98
ごめんコレ パート1のコピペ何だわ
- 100 :大人になった名無しさん:2008/06/17(火) 01:39:57
- 子供が2人いる。でも、本当は、私は3人の子持ちだ。
18歳の春に娘が生まれた。
結婚してくれると言った父親は、結局認知すらしてくれなかった。
若い私にとって未婚のシングルマザーは大変な役割だった。
何で産んだんだろう、どうして子育てなんかしてるんだろうと、
そんな格闘の毎日だった。
それでも、娘はすくすくと成長してくれた。
初めて書いてくれた私の顔、赤いランドセル。
それは秋の日の突然の出来事だった。
前夜、やけに娘がべたべたしてきた。
大して寒くない日なのに、寒い寒いと言った。
熱を測っても熱はない。早く寝なさいと添い寝した。
「ママ、ありがとう。ママ、大好き」
娘は私に抱きついたまま眠りに落ちた。
やっと開放されたなと、正直私はホッとした。
少しテレビを見て、私も娘の横で寝た。
翌朝、娘は目を覚まさなかった。起こしても起こしても目を開けなかった。
解剖、そして、事情聴取。
事件性なしと判断され、原因不明の突発的な心臓発作と説明された。
- 101 :大人になった名無しさん:2008/06/17(火) 01:50:46
- 火葬場では、焼かないでくれと棺にすがりついた。
娘の焼却炉の前で、半狂乱で泣き喚いた。
小さな骨が娘のものだとは到底思えなかった。
突然の独身貴族。突然与えられた年相応の自由。
けれど価値観はまるで違っていた。
そのうち笑うようになり、けれど夜になると涙もこぼす。
小学生を見ると辛かった。
けれど、親と言うのは勝手なものだ。
娘の死から2年で結婚し、去年3人目の娘を産んだ。
幼稚園児と赤ん坊の育児にへこたれそうになる。
あの子がいてくれれば、今頃話し相手になってくれただろうと、
今頃何歳になってるはずだと、この頃毎日考える。
あの子がいなかったら、こんなにも娘たちを愛せなかった。
あの子がいなかったら、子供がこんなに大切と思えなかっただろう。
あの子が死ななかったら、私はもっともっと自分勝手な親だったろう。
ありがとう。ありがとう。生まれてくれて、ありがとう。
いなくなって寂しいよ。今でも寂しいよ。
辛くて辛くてずっと封印してきた言葉をこうして書けるのは、
この子達が生まれてくれたおかげだ。
- 102 :大人になった名無しさん:2008/06/17(火) 19:06:03
- >>101
泣けた………
娘さん、残念だったけど、今でもあなたの中で生き続けてるんだね
ママ大好きな娘さんがママに愛されていて、とっても幸せだと思うよ
今の子供達を大切に育ててね。こういうのも何だけど、良いお話をありがとう
- 103 :69:2008/06/19(木) 10:07:01
- それから1ヶ月と少しが経過した。4月の終わりごろになった。
俺は連絡先を書いた紙を渡されたのだが、まだ1度も連絡をしていなかった。
彼女のほうは俺の連絡先を知らないので、俺が彼女に連絡をしないと前に進まないということになる。
それまでに何度か電話しようと思ったが緊張したのか、手が震えた。
いろいろ考えてみた。彼氏がいるんだろうか、東京では一人暮らしなんだろうか。
そんな時大学入学時に友達になった加藤が家に遊びに来た。
一人暮らしをしていた俺は加藤が腹が減ったというので買出しに出かけ帰ってきて
簡単なものを作ってやった。そんな時、加藤が「電話がかかってきたぞ!」
といった。
あわてて電話を取った。
「はい、どちらさんですか?」
「ゆうこです。」
「ゆうこ??どちらのゆうこさんですか?」
「秋田のゆうこです」
「あきたゆうこさん?はあ?」
まだ誰だかわからなかった。ふと電話の近くを見ると彼女の連絡先が書かれた紙がおいてあった。
それで彼女だとわかった。
どういうことかというと、加藤がメモを見つけてそこにいたずら心に電話をしたという。
電話でGWに大阪に会う約束をして電話を切った。
「おい、なんや、それは彼女か?」
と加藤がニヤニヤしながらいう。
「そういうわけでは・・・」
「まあええ、好きな人には猛烈にアタックせなあかんな」
加藤にすべて見透かされていた。
とにかく加藤の計らいによって彼女と会うことになった。
- 104 :大人になった名無しさん:2008/06/19(木) 20:45:59
- 69きたー
加藤いいキャラだな。
早く続きが読みたい。
- 105 :大人になった名無しさん:2008/06/19(木) 21:06:52
- >>69乙
ゆっくりでいいから最後まで読みたい
- 106 :大人になった名無しさん:2008/06/19(木) 22:23:32
- >>69
どっかの小説スレでやってくれ。
- 107 :大人になった名無しさん:2008/06/19(木) 23:37:40
- 69ヘ
ここでやってくれ。
長いと嫌われるのかな?
- 108 :69:2008/06/19(木) 23:45:18
- ここに書き込むと迷惑でしたらほかに移ります。
- 109 :69:2008/06/19(木) 23:54:58
- 再会はGW中だった。彼女が大阪にいた。新大阪駅で待ち合わせをしていると間おなく
彼女が声をかけてきた。
「お久しぶりです」
そういう彼女を見るととてもきれいだった。この人は会うたびにきれいになっていくような気がした。
大阪はあまり詳しくないという彼女にどういうところに連れて行ったらいいかわからなかったが
通天閣、アメリカ村、といったところを中心に案内した。
梅田に来たときだった。駅前の観覧車に乗りたいと彼女が言った。
順番待ちするときに辺りを見回すとカップルだらけだった。俺と彼女もほかの人から見ればカップルに見えるのかな
などと楽しいことを考えると観覧車に乗る番が来た。
観覧車に乗り込むと、2人きりになった。俺は妙に緊張した。どきどきした鼓動が彼女に聞こえるのではないかと思った。
観覧車が頂点に来たとき彼女がにっこりと笑った。
「私も同じ気持ちだから」
ドキッとした。どういう意味なのか、聞くのも野暮なので聞こえない振りをした。
その日は8時ごろに別れた。
- 110 :69:2008/06/20(金) 00:07:32
- その後もメールやチャットでコミュニケーションをとっていた。
夏休みが近づき、彼女が話を持ちかけてきた。
「今度、秋田に一緒に行きませんか?」
「いいですよ」
「話しておきたいことがあるんですよ」
と神妙に話していた。
そして秋田に行く日が来た。大阪から寝台に乗って翌朝、男鹿の彼女の家に着いた。
初めて会った日に彼女を見おくっていったとき以来に来た。ベルを鳴らすと扉が開いた。
彼女の家に上がった。このとき家には中学生ぐらいの女の子がいた。軽く挨拶すると女の子は2階に上がって行った。
「今のは私の妹。あまり話をしない子なので・・・」
彼女がそう言った。そういえばこのときまで、彼女の家族については聞いたことがなかった。妹がいるというのも初
めて聞いた。というのも、それまで彼女は自分の家族のことは話そうとはしなかった。
少し休憩して彼女が一緒に海を見に行こうといった。
家から少し歩いたバス停まで行き、バスを待った。バスが来た。入道崎行きだった。
入道崎といえば彼女と初めてだった場所だった。
この日は晴天に恵まれて夏ということもあり海岸は海水浴に来ている人がいた。
バスから見える車窓を彼女は案内してくれた。
- 111 :69:2008/06/20(金) 00:18:45
- バスが入道崎に着いた。そして彼女が案内するように先を歩いていく、15分ぐらいするとそこは
まさしく俺が彼女と出会った場所だった。あの時は海は大荒れで雪が積もっていて周りの景色を
見ることはできなかったがこの日は、青い空に届きそうな真っ青なきれいな海が広がっていた。
そして海を見つめた彼女が語りだした。
「私があなたとここで初めてあった日はね。。。私の父の葬儀が終わった翌日だったの。私の父は
過労だった。数年前に父は友人の借金の連帯保証人になったの。しかしその友人はある日突然行方
不明になった。当然借金は父が払うことになった。父は漁師だった。とても貧乏だった。その上借
金に負われた。借金を返すために自分の船を売ったの。それでも東京の大学に通う私に仕送りをし
てくれた。父は朝から夜遅くまで一生懸命に働いた。でも返せない借金もあって。。。
それで取立屋がきたりもした。中学生の妹は日々怖い思いをしたみたいであまり話をしない子にな
ってしまった。そしてある日父は仕事場の工事現場でいきなり倒れたの。脳溢血だった。しばらくは
入院してたんだけど結局あっけなくなくなってしまった。
- 112 :大人になった名無しさん:2008/06/20(金) 00:27:44
- 69待ってたぜ…
心置き無くやってくれ
- 113 :大人になった名無しさん:2008/06/20(金) 00:29:33
- >>111
色々いうやつがいると思うが、気にせずに書いてくれ。
- 114 :69:2008/06/20(金) 00:34:34
- そこまで一気に話をした彼女が黙って俺の目を見た。
俺はどうしていいのかわからずただ黙って聞いていた。
「この場所はね、私の思い出の場所なの。私が小さいころ母と父と私と妹の4人で
よく遊びに来たの。でもあなたと始めてであった日は私は悔しさと憎しみでいっぱいだった。
いつも優しい父がなぜあんな苦労をしなければならなかったのか、借金だって父が作ったもの
ではない。父に借金があるとわかると周りの人たちも白い目で見るようになった。だから思った。
この世にいい人なんていない、誰も私たちや父を助けてくれなかった。もう人なんて信じないそう
思った。そしてあの日この場所に来た。ずっと荒れ狂う海を見ていたらなぜか旧にさみしくなって。。。
そしたらあなたが声をかけてきた。最初はうっとうしいと思ったわ。だから私はあなたから逃げようとした。
でも私が雪道に足を滑らせて転んだとき、あなたは泥だらけになりながら私を助けてくれた。
あなたに抱えられてここから帰りのバス亭まで向かう途中、涙が出てきた。
こんなにも一生懸命になって私を助けてくれる人がいるんだなって。」
俺がそんな重要な役割を果たしたとは思えなかった。彼女の話を聞いてはじめてあったときの日の彼女の態度が
わかったような気がした。
「家の前まで送ってもらったとき、疲れもあってあなたにおれいもいわずにお別れした。家に帰ってしばらく考
えてみたら、もう一度あなたに会ってみたいなと思ったの。でもあなたの名前も住所も知らない、あなたが私を
訪ねてきてくれない限り一生会えないと思うと悲しくなった。でもふと玄関を見ると1冊のメモ帳が落ちてたの。
悪いと思ったけど中身を見るとそれはあなたの旅日記だった。そこに旅行の日程が書いてあって3日後に青森から
特急に乗って京都に帰ることが書いてあった。だから私はこの特急に乗ればもしかしたらあなたに会えるんじゃな
いかと思った。」
「それであの電車で再開したんですね」
- 115 :大人になった名無しさん:2008/06/20(金) 00:39:25
- 69
うおー
なんかわし今泣いてるよ!!いい話だなあ!!
ゆっくりでいいから早く続きを♪
- 116 :大人になった名無しさん:2008/06/20(金) 21:37:04
- いいはなしだな〜
映画化してくれよ49とか69とか。
- 117 :69:2008/06/20(金) 23:11:09
- 「そう、だから本当にあなたに会えたときはうれしかった。それからずっと電車の中で話してた
時は楽しかった。でもあなたになぜあの場所にいたのかを尋ねられたとき、答えに困った。正直に話すと
重い話だから嫌われるかとおもって。あの場所にあなたと出会わなかったら私あのときどうなってたかわ
からない。もしかしたらあの崖から・・・」
そういって彼女は話すのをやめた。俺はただじっと聞いていた。しばらくして一気に話し始めた。
「電車が京都に着く時にタイミングを見計らって連絡先を書いた紙を渡した。あなたが連絡してくれるかは
半信半疑だった。でも連絡してくれることを祈ってた。そして連絡がついて大阪で会ってから今まで、コミ
ュニケーションをとってきて、あなたにだんだんと惹かれていったの。」
「僕だって・・・」
そういうと彼女はにっこり笑って砂浜を走り出した。海に足をつけて海水をかけてきた。
その笑顔で無邪気な姿に俺は思った。
「この人はもう大丈夫だ。」
俺はこの人がますます好きになった。
- 118 :69:2008/06/20(金) 23:26:09
- 大学1年の夏は始めて彼女ができたときだった。結局夏休みは2週間ほど秋田にいた。いろんなところに行った。
夏休みが終わり、大阪と東京の遠距離恋愛が始まった。チャットで話すことが多かった。
冬が近づく11月下旬ごろ、冬休みに秋田に行くことを約束した。
12月20日ごろ秋田に行った。ここで彼女の今まで知らなかった意外な一面を知る。
彼女がいきなりスキーに行こうと言い出した。近くにいいスキー場があるといった。
俺はスキーはまったくできない。それでも一緒にスキーに行くことにした。
スキー場に到着すると、俺は準備をした。準備が整ってゲレンデにでた。すると彼女はいない。
探しているとすごいスピードで俺のほうに向かってくる人がいた。それは彼女だった。
「スキー初めて?教えてあげる。」
そういうと板の履き方から親切に教えてくれた。滑ってみると転んでばかりだった。彼女に手を
とられながらへっぴり腰で恐る恐るすべる俺は情けない姿だった。
朝から夕方まで滑っているとなんとなく俺でも滑れるようにはなった。
ナイター設備の照明が照らされると彼女に上級者用のコースにつれられた。俺はふもとで待っていることになった。
彼女はリフトに乗っていった。斜面の上のほうを見ていると赤いスキーウェアーの彼女が見えた。合図とともに一気
に急な斜面を滑っていった。周りのどのスキーヤーよりも華麗に滑っていた。まるで雪上の天使のような感じだった。
斜面を一気に降りると俺のところまで来た。
「私はスキー大好き。私の夢はスキーでオリンピックに出ること」
そういった。周りの人が声をかけてきた。彼女はこのスキー場ではちょっとした有名人なんだという。
いろんな人から話しかけられて、またそれに答えているの彼女を見るとうれしくて仕方なかった。
- 119 :大人になった名無しさん:2008/06/21(土) 16:34:36
- sien
- 120 :大人になった名無しさん:2008/06/21(土) 19:07:16
- スゲー
こりゃ名作だ!
69の人柄のよさがにじみでてる
- 121 :大人になった名無しさん:2008/06/21(土) 21:44:29
- 神戸市東灘区の無職毛利義一さん(61)が五月に自宅マンションで刺殺された事件で、兵庫県警東灘署捜査
本部は二十一日、強盗殺人容疑で指名手配していた中国籍の住所不定、無職の少年(19)を逮捕した。調べに
対し、毛利さんを刃物で刺したことなどは認めているが、「殺すつもりはなかった」と供述しているという。
捜査本部によると、少年は事件発覚後の五月十三日に中国に帰国していたが、再入国の情報があり、捜査員を
関西国際空港に派遣。二十一日午後一時すぎ、同空港に到着した少年を取り押さえたという。
調べでは、少年は五月九日夜、毛利さんの両手に手錠をかけ、胸や首を刃物で刺して失血死させた上、キャッシュ
カード一枚を奪った疑い。
現場近くのコンビニエンスストアの現金自動預払機などで、毛利さんの預金口座から現金百数十万円が引き
出されており、捜査本部は防犯カメラの映像などから少年を特定、指名手配していた。毛利さんは一人暮らしで、
捜査本部は二人の面識の有無など詳しい経緯を調べている。
ソース
神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0001159883.shtml
- 122 :大人になった名無しさん:2008/06/21(土) 22:43:36
- このスレで小説を書くのは、やめてください。
- 123 :大人になった名無しさん:2008/06/22(日) 11:57:40
- >>122
半年ROMってろ
- 124 :大人になった名無しさん:2008/06/23(月) 17:06:21
- 69の話が読みたくて毎日ここに来てるのだが、待ち遠しくて仕方ない。
ところで、その彼女というのは最後は亡くなってしまうのか…どうなるんだろうか?
これからすごいのが来そうな予感。
- 125 :大人になった名無しさん:2008/07/01(火) 22:24:38
- 待ち遠しい
- 126 :大人になった名無しさん:2008/07/02(水) 00:24:01
- 続きはまだか!!わしゃ、続きが読みたいぞ
- 127 :大人になった名無しさん:2008/07/02(水) 03:52:31
- 俺には可愛い彼女がいた
性格は素直でスタイルも良かったが周囲からは
「えwあの女と付き合ってるのwwwお幸せにw」とよく馬鹿にされた
彼女は頭が非常に弱かった
高校を中退し、通信制の学校を4年かけてやっと卒業、まともな職にもつけず
派遣会社で毎日を繋ぐどうしようもない女
おまけに中学時代から周りの男に騙されては性欲処理に使われていた
友人の紹介で彼女と付き合い始めたのだが、これは、彼女が妊娠しても俺に責任を押し付けられる
という算段があっての事だったらしい
付き合って1年は仲良く過ごしたがやはり彼女といるのが恥ずかしくなっていった
周りの目を気にしていたのは言うまでも無い
彼女は俺に甘えたり、俺の気を引こうとしていたがそれも逆にウザく感じるようになった
大学で良い結果が出せないことでイライラしていた俺は彼女に冷たくするようになった
ある日胃腸炎で寝込んだ俺の家に彼女が来る事になった
嫌な予感はしていたが全く予感は的中した
皿は割る、洗剤はこぼす、まだ乾いてない洗濯物をベッドに放り込む、お粥は煮えすぎて不味い
極めつけは、俺が大事にしていたエンタープライズ(戦艦)のプラモをぶっ壊したことだ
棚を掃除しようとして落っことしてしまったらしい
俺は完全にキレた。「もう、何やってんだよ!!死ね!帰れ!」と叫び彼女を突き飛ばした
彼女は泣きながら「ごめんね」とつぶやいて玄関に消えていった
- 128 :続き:2008/07/02(水) 03:52:57
- それから一週間後、彼女は交通事故に遭った
連絡を受けて病室に入ると、医者が「ご家族の方ですか?」と言ってきた
俺は首を横に振った。「お友達?良かった、家族の方と連絡が取れなくて困ってたんです」
そう言って医者は彼女の酸素マスクを取って一言残して部屋を出て行った
「手を尽くしましたが今夜が最後です」
どれだけ時間が経っただろうか、深夜になり彼女が目を覚ました
崩れてゼリー状になった目から血が混じった涙がこぼれた
「ゆう君(←俺)・・・」彼女は俺の手を握った。もう、握るというほどの力も無かったが
「・・ゆう君のこと考えてたら・・・私、信号見てなくて・・・」
彼女の息が荒くなった
「・・・・ゆう君の家、また行っていい?仲直り・・」
「いつでも来いよ・・元気になったら」
彼女はニコっと笑った
「・・・ゆう君・・」
「料理も掃除も教えてやる。でもその前に怪我治せ・・・おい!」
彼女は死んでいた
その後のことは良く覚えていない
医者と看護士が慌しく入ってきて死亡判断?のような事をやっているのを眺めていた
そして気がついたら彼女は棺桶に入っていた
のろのろと病院に来た家族の人たちは冷めた表情だった
葬式も告別式も身全てが事務的だった。悲しんでる人はいなかった
「ああめんどくさい」と愚痴るやつもいたと思う
後日、家族の人に頼まれて彼女の家を整理しに行った
古ぼけたアパートで部屋も狭かった。相当質素な生活をしていただろう
机に日記帳があったので開けてみると下手な字で俺との出来事が書き込まれていた
日付は交通事故の前日で止まっていた。涙が止まらなかった
「ゆう君の大せつなエンターぷラいずをぷラモデルやさんでつくった
みせの人にてつだってもらったけどじょうずにできたかな
あしたはこれをもってゆう君のいえにゆこう
おかゆもそうじもれんしゅうしたから
ゆう君は、よろこんでほしいな」
今、彼女の墓は吉祥寺にある
もし願い事が一つ叶うなら、この愚かな俺に、もう一度彼女を会わせて欲しい
- 129 :大人になった名無しさん:2008/07/02(水) 04:11:01
- 嘘って言って下さい。涙が止まりません
- 130 :128:2008/07/02(水) 10:03:24
- >>129
嘘です ってか釣られてんじゃねぇwww
こんな話ホントにあるわけねぇだろwww
m9(^Д^)プギャー
- 131 :大人になった名無しさん:2008/07/02(水) 13:52:22
- 128はハショリすぎだ。69から読んでるが文体が違う
- 132 :大人になった名無しさん:2008/07/02(水) 15:43:55
- そうじゃないだろ
69は長々とだらだらと書きすぎで簡潔にまとめる文章力がないだけ。
- 133 :まだ知らない人はコレ見て怒れ!!:2008/07/02(水) 17:55:47
- 【ニュー速報+板からきますた】口コミで出来るだけ多くの人達に広めて下さい!!!
69:名無しさん@全板トナメ参戦中 :2008/06/30(月) 17:36:03 ID:2aGz0rPl0
【世界中から信頼される日本記者クラブの毎日新聞が英語版で、世界に向けて9年間も発信していた記事】
■思春期の受験生の集中力を増すために母親はフェラチオで息子の性的欲望を解消する
■日本人の若い女性はファーストフードを食べると性的狂乱状態になる
■日本人主婦は皆コインランドリーに附属のコインシャワーで売春している
■日本のティーン(10代)たちはバイアグラを使ってウサギのようにセックスをする
■少女嗜好が発達した日本では、小学校に通うごく普通の少女たちが放課後、売春婦として働いている
■日本の看護婦たちは通常、病院内にバイブレーターを持参し、仕事柄、アナル開発に興じている
■日本人女性の55%は、出会ったその日に男と寝る
■20才から35才の間の日本人の4分の3がセックスの写真やビデオを撮ったことがある
■漁師経験者談;日本人は何とでもセックスをする
■24時間オルガズムが止まらない病気で苦しむ日本人女性の数が増えている
■六本木のあるレストランでは、コックは食事の前にその材料となる動物と獣姦する
■福岡の米祭りは、顔にベトベトの白い液体を塗るため、AV業界が「顔射」と呼ぶものによく似ている
■日本の最新の流行:70歳の売春婦
■老人の売春婦の人気にもかかわらず、日本では小学生の売春婦にも仕事がある
■ほとんどすべての漁師は海でマンタとSEXしている
■男色は日本の伝統。八坂神社では女装祭りを行っている
■日本男子は柔道や空手の部活で男相手に童貞を捨てている
■日本の首相は結婚生活ではなくオナニーで政権が取れると言っている
■横浜の女装祭りはゲイの宣伝になる
■かつてパールハーバーと南京大虐殺を起こした日本政府が、児童性愛者向けのマンガを作ってオタクを自衛隊にひきつけようとしている
■熱海の伊豆山神社のある木は、屠殺人の木またナギと呼ばれ、その後イザナギと呼ばれたが、
■イザナギは神道伝説の神話の神であり、日本列島は彼のこぼした精液から生まれた
- 134 :大人になった名無しさん:2008/07/03(木) 01:21:21
- >>130は偽者
俺が本物
ID出ないから分からんけど
>>128はあるブログに掲載されてたから転載した
そこには80年代の日本で、障害者が社会的に認められてない時の話って書いてあった
本当かどうかは知らん
- 135 :大人になった名無しさん:2008/07/03(木) 01:35:53
- 128みたいな話が話が載っているサイトぜひ教えてください。
- 136 :大人になった名無しさん:2008/07/03(木) 18:54:58
- 69の話もコピペなのか?
- 137 :大人になった名無しさん:2008/07/04(金) 22:46:38
- おい!69
まだか〜
- 138 :大人になった名無しさん:2008/07/04(金) 23:45:52
- そして、結婚した。
【第一部 完】
- 139 :大人になった名無しさん:2008/07/05(土) 01:49:43
- 才能の無い芸術家は多々いるだろう。
才能の無いことに気が付いていない芸術家はそうはいない。
ある意味、泣ける話。
- 140 :大人になった名無しさん:2008/07/06(日) 13:03:52
- 吊しアゲ
- 141 :大人になった名無しさん:2008/07/07(月) 00:22:35
- ゙
- 142 :大人になった名無しさん:2008/07/09(水) 14:39:01
- 69のはなしは最後は涙が止まらなくなるよ。切なすぎる
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